2012年12月20日木曜日

ぐらぐり君、専修大学へ行く

本日、専修大学へ行って来ました。

専修大学ネットワーク情報学部の上平先生が担当されている「グラフィックデザイン」 の授業に、グラグリッドの尾形、三澤がゲスト講師として登壇しました。
ぐらぐり君も、広報担当として同行です。

初めての専修大学 ちょっと迷ってしまった
寒い〜

大学のキャンパスは、土地の高低差が激しく、建物が入り組んでいて、小さな街のような不思議な空間でした。迷いながらも、なんとか上平研究室におじゃまします。


上平先生からご紹介いただいた本

先生から、今年の夏にデンマークで見つけた本をご紹介いただきました。

ユーザー参加型デザインの本。Participatory Designといって、参加者を巻き込んで作っていくアートよりのデザインの本です。インスタレーションの作品紹介などもあります。

記入フォームの事例集。渋い。
紙媒体の様々なタイプの記入フォームが掲載されていて、解説もついているようです。
グラフィックデザイナーにはとても参考になる本ですね。

尾形、講義中

講義は「対話から生まれる新たな関係性」と題して、フューチャーセンターの取り組み、対話から始まるデザインの方法などをお話ししました。
特に、対話は、発想につながる気づきが得られる、実行するために必要な同士が得られるといった点で、これからのデザインに必要な手法です。
活動の背景から

グラグリッドが運営しているFC「カミヒコウキ」

Discoverのフェーズで対話が使えるという説明など

講義をした後は、実際にワークショップとして、学生のみなさんに対話を体験してもらいました。
テーマは、「これからの働きかたは?」です。
就職難、高い離職率など、先行き不安な情報がある中で、どのようにキャリアを築いて行けばよいのか、学生の皆さんに対話を通して気づいてもらうセッションです。
想像以上に、みなさん熱く語りあっている様子。

真剣に未来について語り合うダイアログ

対話の結果 気づいたことのメモ

 最終的には、「未来に押しつぶされないキャリアを築くために、この5年間なにをすべきか?」発表してもらいました。
この対話を通して、発見があったら幸いです。


さて、今回の講義は「グラフィックデザイン」の一環です。なので、学生のみなさんには、今日の対話の体験を踏まえ、ビジネスモデル・プロトタイピング・センター「カミヒコウキ」のコンセプトを、イメージビジュアル・ポスターで表現してもらうという課題が出されています。とても楽しみです。



帰り道に見つけた栗